【2ちゃんねる開設者】酔っぱらいでも弁が立つ!ひろゆき【ニシノコンサル#8】

ニシノコンサル株式会社

どうも、やまちゃんこ鍋@yamachan_konabe)です。

今回は、AbemeTVで放送している番組「株式会社ニシノコンサル」の第8回を視聴しましたので、そちらを記事にしました。

今回の「株式会社ニシノコンサル」は、2ちゃんねる開設者の西村博之さんがブレーン側のゲストに来ていて、毒っけたっぷり、ひろゆき節満載の内容になっていましたので、ひろゆきさんファンの方は、めちゃくちゃ楽しめる内容になっていると思います。

「株式会社ニシノコンサル」とはどんな番組?

まだこの番組のことをよく知らないという方は、先に下記の記事をご覧ください。第7回の内容と「株式会社ニシノコンサル」がどのような番組なのかも書いてあります。

【SHOWROOM代表】前田裕二の発想力が別次元!【ニシノコンサル#7】

2018.10.08

実はこのまとめ記事を書いたところ「株式会社ニシノコンサル」に出演されているSHOWROOM代表・前田裕二さんから「完璧なまとめ…!ありがとうございます!」と嬉しいお言葉をいただきました。(詳しくは記事を参照)

それで調子にノッて、今週も「株式会社ニシノコンサル」をまとめている訳です(笑)

これから、毎週まとめていこうと思っていますので、ぜひご覧いただけたらと思います。

西村博之(ひろゆき)

第8回の放送では、2ちゃんねる開設者の西村博之さんがブレーン側のゲストで出演されていました。

ひろゆきの愛称で親しまれているこの方ですね。

西村博之

出典:netgeek.biz

西村 博之(にしむら ひろゆき、1976年11月16日 – )は、匿名掲示板・2ちゃんねるの開設者。東京プラス代表取締役、未来検索ブラジルの取締役。 『2ちゃんねる』とは、1999年5月にWeb上にてサービス提供を開始し、2000年代前半に日本最多の利用者数を記録した。愛称・ひろゆきは2ちゃんねるにて命名される。後に管理者権限を他者に譲渡し実業家に転身。主に日本のインターネット文化の形成に関する基盤を築いてきたことで知られる。パリ在住。

2ちゃんねる (2ch.net) の開設者かつ初代管理人であり、2ちゃんねる (2ch.sc) および4chan管理人。 2015年から、平沢真一とともに『ヴァラエティ・ジャパン』のEditor in Chief(編集長)に就任した。

出典:Wikipedia

 

よくネット民には、たらこ唇のことをイジられたりしています。最近はそうでもないのかな?

昔のニコニコ動画では、そんな動画が結構アップされてました。

僕のひろゆきさんの印象は、ホリエモンと仲が良くて、よく他人を論破してるイメージです。

まさにという本を最近、出版されているみたいですね。
 
ひろゆきVS勝間和代は、ゴジラVSデストロイアぐらいみんなの記憶に残ってるんじゃないでしょうか。
 
興味がある方は、ぜひ、上の対戦カードについても調べてみてください(笑)
 

今回のゲスト相談者

今回、ゲストとして「株式会社ニシノコンサル」に相談にやってきたのは「弥生焼酎醸造所」4代目、川崎洋之さん。

弥生焼酎醸造所4代目-川崎洋之

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

弥生焼酎醸造所について

番組ではまず「弥生焼酎醸造所」の紹介VTRが流れました。

弥生焼酎醸造所

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

「弥生焼酎醸造所」は奄美大島にある黒糖焼酎の醸造所です。

僕は出身が鹿児島県なので、同郷の方が今回の相談者ということで、少し親近感が湧きました。

瓶詰め

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

目視検査

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

「弥生焼酎醸造所」では、瓶詰め、目視検査など大手企業では機械で行う作業も手作業で行っているそうです。

黒糖焼酎

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

黒糖焼酎は黒糖と米麹が主原料の蒸留酒のことで、独特の甘い香りと深いコクが特徴。

黒糖はサトウキビの絞り汁から作られる砂糖のことですね。

黒糖も沖縄在住の僕にとっては身近にあるものなので、親近感が湧きます(笑)

黒糖焼酎の占める割合

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

ただ現状、課税移出量における本格焼酎のうち黒糖焼酎の占める割合は、2%以下だそうです。

思ってたより少ないですね。まぁ、でも沖縄では頻繁に見かける泡盛でさえも4.6%だったら、そんなもんかなとも感じます。

課税移出(かぜいいしゅつ)

酒類製造免許を持つ事業所から外部へ移出することを指す酒税法上の用語。酒類製造免許を持つ事業所間での酒類の移動には酒税は課税されない(未納税移出)が、それ以外のケースは全て酒類製造免許を持つ事業所から別の場所へ移出された段階で酒税が課せられる。例えば単式蒸留しようちゅうの製造免許を持つ鹿児島の事業所から大分の酒販店へ麦焼酎を販売する場合には課税移出となる。「生産量」から「未納税移出数量」を減算した量が「課税移出数量」となり、国税庁が発表している各種統計資料は「課税移出数量」ベースであることが多いため、各事業所および都道府県単位の発表している「生産量」とは一致しない原因となっている。

出典:本格焼酎の楽しみ

弥生焼酎醸造所のお悩み・相談内容

クライアントのお悩み

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

弥生焼酎
黒糖焼酎の知名度を上げて、売上を伸ばしていきたい!

今回の相談内容はシンプルなこの内容になります。

トーク内容

西野亮廣
黒糖焼酎をつくっている競合はいるのか?
弥生焼酎
私達をいれて17蔵、黒糖焼酎をつくっているところがある。
西村博之
黒糖焼酎を有名にしたいのか?それとも、弥生焼酎醸造所の酒を売りたいのか?どちらなのか?

いきなりのひろゆき節炸裂ですね。歯に衣着せぬこの感じが持ち味!

弥生焼酎
ゲスな話をすれば、もちろん弥生焼酎醸造所の酒を売りたい。
前田裕二
お酒を売るには、居酒屋さんなどのお店から選んでもらわないといけないですよね?
弥生焼酎
そうですね。
前田裕二
一番売れているところとの差は大きい?
弥生焼酎
大きいですね。黒糖焼酎で一番売れている蔵は年間売上20億くらいある。私達はその20分の1。
西村博之
弥生焼酎醸造所のスタッフは何人くらいなんですか?
弥生焼酎
スタッフ3人と、私と嫁と経理のおばさん、あと私の両親でやってます。計8人。
西村博之
計8人で、売上が1億円。生産設備、原材料やらあるし、結構経営キツくないですか?
弥生焼酎
キツいですね(汗)
西村博之
1億といったら、そこらへんの街のコンビニより売上小さいですからね…

黒糖焼酎を試飲

ここで黒糖焼酎を試飲してみる流れになりました。

黒糖焼酎4種

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

弥生
弥生焼酎醸造所の代表銘柄。クリアな口当たりと、ノドに残るインパクトが特徴。度数:30度。タンクで寝かせて作る。価格:1,200円
まんこい
樫樽で3年寝かせた、独特の香りが特徴。度数:30度。”まんこい”とは先客万来の意味。弥生を樫樽で寝かせるとまんこいになる。価格:1,500円

今回、番組内でピックアップされたのはこの2銘柄でした。

西村博之
弥生とまんこいで、3年も寝かせてるのに、その程度しか値段変わらないの?!
弥生焼酎
価格の付け方も間違ってるんですよ(汗)
西村博之
まんこいの名前はネタでつけたんですか?(笑)

いきなりの下ネタ!(笑)

弥生焼酎
でも、それもあって人気があります(笑)

いや、それで人気あるんかい!

西野亮廣
一番オススメはどれですか?
弥生焼酎
「まんこい」ですね。名前の影響もあるし、飲食店に置いてある率も高いです。
西村博之
たしかに、居酒屋のメニューで並んでたらノリで頼んじゃう。
前田裕二
居酒屋のメニューはラベルで選ばないから、名前が大事ですよね。
西村博之
(まんこいを)命名したのは誰ですか?。
弥生焼酎
私の父です。元々、奄美大島にまんこい節という島唄があって、それが由来です。

ここで味についての話題へ。

西村博之
ウィスキーっぽい感じがする。焼酎っぽい臭みがあまりないから、全然飲みやすい。
弥生焼酎
黒糖焼酎は穀物から作られる焼酎と違って、クセがなく香りが良いものが多い。
西野亮廣
女性でも飲みやすそう。飲み比べると、まんこいの方が飲みやすい。
前田裕二
誰でも分かるレベルで味が違う。
前田裕二
先程言っていた、売上1位の蔵はどこですか?
弥生焼酎
れんとさんです。
れんと

出典:奄美大島開運酒造

れんとは、クラシック音楽の振動で熟成した黒糖焼酎らしいです。なんかワインでも音楽を聴かせると美味しくなるみたいな話ありましたよね。それの焼酎版ということか。

前田裕二
れんとはいくらですか?
弥生焼酎
同じ量の720ml瓶で、1,200〜1,300円です。値段は私達の焼酎と変わらないです。
西村博之
まんこいは、年間何本くらい売れてる?
弥生焼酎
一ヶ月に1,200〜1,300本。大体、毎月それくらい売れてます。
西村博之
じゃあ、月に1000本越えると会社の中では大黒柱的なポジション?
弥生焼酎
そうですね。他の商品も二ヶ月で1,200〜1,300本売れる。なので、まんこいはその倍くらいは売れている。
前田裕二
全部あわせると月に数千本後半くらい売れる?
弥生焼酎
だいたい、1万本くらい売れる。
前田裕二
ということは、月に1万本くらい売れて、年間1億の売上?
弥生焼酎
1億ちょっとの売上という感じですね。
前田裕二
全部まんべんなくではなく、どれかに1つの商品に注力するべきかも。

とここで味見を一通りしたいと、ひろゆきさんが、めちゃくちゃ酒を飲みだします(笑)

ひろゆき-酒開封

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

西村博之
仕事だから、飲み比べないといけない!商品を知らないで、人に勧めるとか失礼でしょ(笑)

ふざけてるんだか、本気なのかもう僕には判断できません(笑)

西野亮廣
おっしゃる通りだよ。でも、絶対ベロンベロンになるんだから(笑)
西村博之
(碧い海という銘柄のお酒を飲んで)こっちの方がウオッカっぽい。
弥生焼酎
碧い海は瓷で寝かせてるんです。瓷で寝かせた方が熟成感がでて、まろやかになる。大体、1、2年寝かせる。

黒糖焼酎を寝かせる器は、瓷(かめ)タンク樫樽(かしだる)の3種類があるみたいです。

瓷-タンク-樫樽

焼酎作りの体験はどうか?

西野亮廣
奄美大島には旅行で行きたい。焼酎作りの体験施設はある?海で泳ぐくらいしかなさそうだから、娯楽として焼酎作りはどうか?素人がやってもおもしろい作業工程はあるか?
弥生焼酎
肉体労働なので、しんどいと思う。もろみの発酵、育ち具合とかを僕らはプロだから楽しめる。 明日の気候はこうだから、こうなるとか一連の流れがわかれば酒造りっておもしろいなとはなるけど、瞬間的にやっても、むちゃくちゃキツいことさせられたと思うだけになりかねない。
西村博之
麹をかえしたり、混ぜたりする作業はおもしろそうだけど、どう?
弥生焼酎
混ぜたりはするけど、物凄い朝早い時間にやるので、なかなか体験でやるのは難しい。観光客が訪れる昼頃になると、蒸留工程やもろみの発酵を見るような感じになる。そういうのを観光客に見てもらって、一連の流れを説明する蔵見学は今もやってる。
西野亮廣
蔵見学でお酒は飲める?
弥生焼酎
試飲はやってます。
西村博之
樽から直接、飲むこともできる?
弥生焼酎
それは、税務署に怒られてしまう。

原材料の産地を1つにして価値をつけ限定商法を行う

西村博之
ウィスキーみたいにどこかの特定品種にこだわって、お酒を造ることはできる?
弥生焼酎
難しい。僕らは沖縄のいろいろな島(西表、多良間、波照間など)から黒砂糖を仕入れている。その島々が同時に黒糖をつくらない。サトウキビから黒糖をつくるのが、だいたい12月の末から3月の末。その時のサトウキビの生育具合などに左右されて、仕入れ時期により仕入先が変わる。僕らはそれが選べない。だから、その時に仕入れられた黒糖をうまくブレンドして仕込みに使っている。

課題として、仕込みの時期や状況により使う黒糖が選べないということがあるようです。

西村博之
仕入先の島は何種類くらいある?
弥生焼酎
現在、7種類ある。

ここで、番組開始17分くらいなのですが、すでに結論が見えたとひろゆきさんが言い出します(笑)

そして説明をはじめます。

西村博之
黒糖焼酎のブランドを上げるのは無理。例えば、映画とかは観る前に金を払う。要は美味しいかどうかで、お金を払う訳ではない。飲みたいかどうか思うことが先で、味は二の次。なので、インパクトでどうやって知られるかが大事。 知られて飲んだ後で、これ美味しいからリピートしようとなる。いくら美味しくても、知られてなかったら、そのまま終わる。
西村博之
その方法としてまず、西野さんとのツーショット写真ラベルの焼酎をつくる。酒屋に並んでたらおっ!とみんな思って、そんなに高くなければシャレで買おうとなるはず。
西村博之
それで、どういう焼酎をつくるかと言うと、波照間の黒糖だけとか、小浜島の黒糖だけとかに限定した焼酎をつくる。サトウキビを作ってる島のブランドを利用する。そういうサトウキビにこだわってる焼酎は、まだ一般的に知られていない。 シリアルナンバーをつけて1000本限定とかにして、価格を高くし、通販で「残り何本です」みたいな売り方をする。 本数を限定にすることで、高く売れるかもという心理が働き売れる。森伊蔵(プレミア価値の高い鹿児島の芋焼酎)は良い例。
前田裕二
ほんとにそうで、人は美味しさで商品を買うわけではない。ブランドで買う。 ほとんどの人が、ウィスキーの山崎、白州、響の違いなんてわからないし、口で説明できないはず。

お酒は”ファッションアイテム”になっている

前田裕二
ターゲットをどうするかという問題がある。男で黒糖焼酎を注文するのは、引け腰な感じがする(カシスオレンジを頼む男みたいなイメージ)ので、僕だったら女の子向けやる。
前田裕二
飲みの場で頼むお酒は自身のプロフィールになっている。味はもう美味しいものを十分作られてるので、そういう世界のなかで、みんなが言いたくなるようなブランドイメージをつくることが大切。

店ごとにその店の名前が入ったラベルを作る

西野亮廣
店の専用ラベルを作るとみんな頼むのではないか?来店した店のラベルの焼酎が置いてあったら、その店に行った時、その焼酎は絶対頼む。
前田裕二
黒糖焼酎は、なにで割ったら美味しいんですか?
弥生焼酎
レモンサワーですかね。
前田裕二
それをなんと名付けるかも大事です。例えば「ハイボール」ってのは、あの名称がここまでヒットするフックになっている。
前田裕二
ラベルをつけるとなったら、どれくらいの本数から可能?
弥生焼酎
ラベルはすべて登録しないといけないので、一番ネックなのは税務署。コストはそんなにかからないが、時間がかかる。また、税務署の指導官によって、見解が違って却下されることもある。
西村博之
税務署が、このラベルで販売してはダメという権限を持ってるってこと?
弥生焼酎
そうです。国税の全体の見解ではないが、その人の裁量できまる。

”まんこい”で作ったレモンサワー

ここで、”まんこい”で作ったレモンサワーを実際に飲んでみることに。

まんこいで作ったレモンサワー

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

トーク内容とは関係ありませんが、前田さんが右手の薬指につけている指輪が気になりました。ウワサの彼女とのお揃いだったりするのでしょうか?疑惑(笑)

弥生焼酎
この”まんこい”で作ったレモンサワーは評判良いんですよ。
西村博之
レモンの甘さが、引き立つ感じがする。
前田裕二
このレモンサワー出されたら、この店のレモンサワー美味しいってなる!
弥生焼酎
「マツコの知らない世界」で、このレモンサワーが取り上げられた。でも、最終的には、うちのくだりだけ全面カットになった(汗)
西村博之
マツコさんと”まんこい”の名前の問題かな?(笑)

またもや下ネタ炸裂です!

弥生焼酎
まぁまぁ、それもあるかもしれないんですけど(笑)

いやいや、その可能性あるんかぁーい!(笑)

西村博之
2個下品なのがくるとまずいかなみたいな(笑)

下ネタと毒舌のコンボ!

”まんこい”で作るレモンサワーがおいしいと認知させる

前田裕二
レモンサワーすごい伸びてるから、レモンサワーを”まんこい”で飲んだ方が美味しいってことが広まるだけで、勝てる気がする。
西村博之
「日本一美味しいレモンサワー」って、ドメイン取って、Webページつくって、西野さんの動画使えば、1回は飲んでみたくなる。
西野亮廣
”日本一”って先に言い切るってことね。

ここで前田さんは次の仕事のため途中退出されました。

 

前田さん途中退出

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

西野亮廣
前田さんがいなくなったら、もう終わりますよ(笑)声の大きい酔っぱらいがいるんだから。

たしかに、前田さんがいることで良い緩衝材になっていたので、いなくなった後のひろゆきさんの暴走が心配です(笑)

前田さん退出…。

西村博之
レモンって、奄美諸島で作れる?大変?
弥生焼酎
あまり作ってないです。この間、ライム作ってた会社が潰れたみたいですし。奄美大島は7、8、9月はすごく晴れてるが、それ以外はずっと曇っていて、日照量、低いんですよ。

奄美大島

亜熱帯海洋性の気候。温暖多湿で平均気温は20度を越える。年日照時間の平年値は全国的に見ても少ない。

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

西村博之
だから、サトウキビも沖縄から仕入れてるんだ。
弥生焼酎
いえいえ、サトウキビは奄美でも作ってるけど、奄美ではザラメを作らないと国から補助金がでない。 沖縄は黒糖を作ると国から補助金がでる。
西村博之
えっ?そんな理由なの?!
弥生焼酎
だから、奄美はあまり黒糖を作っていない。

”まんこい”で作ったレモンサワー=”日本一のレモンサワー”と言い切る

西野亮廣
なんかもう答えでた気がする。それこそ平賀源内の土用の丑の日みたいな。言い切ることですよね。

土用の丑の日

江戸時代の学者・発明家 平賀源内が自著に「土用の丑の日に鰻を食べると滋養になる」と記述。
知人の鰻屋のために「本日土用の丑の日」と書いて店頭に貼ることを勧めたところ、鰻屋が大繁盛。

※諸説あります。

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

西村博之
西野さんが「日本一のレモンサワー」と言っちゃおう。で、また詐欺師と言われる(笑)
西村博之
でも本当に全然いけると思う。西野さんも、まずいものを推してる訳じゃないから、飲んだ人も本当に美味しいじゃん!ってなって、味がわかる人というブランディングになって得するし。
西村博之
(西野に対して)このビジネスは出資したら、うまくいくよ。理由は下記のとおり。
・レモンサワー以外のバリエーションもある。
・原価で変える。
・西野ブランドで日本中に流通させれる。
・味が美味しいのなら、お酒は海外でも売れる。(例えば、日本酒はフランスでも売られるようになった)
・焼酎の場合は劣化しないから、海外いきやすい。
西野亮廣
質のいい酔っぱらいだな(笑)
西村博之
例えば、西野さんの講演会についてまわって、西野さんが「日本一美味しいレモンサワーあるんですよ」といって、500円、800円で提供すれば、お客さんは、じゃあ、一杯飲んで帰ろうかとなる。原価めちゃくちゃ安くて、一杯800円取れれば、超おいしい商売。

黒糖焼酎についてのアンケート取材VTR

ここで黒糖焼酎について取材したVTRが流されました。

まずは、東京都内にある「本家かのや鹿児島」という芋焼酎を中心に数多くの焼酎を扱っているお店です。

店長の池亀裕也さん。

黒糖焼酎をたのむ人はどれ位いますか

AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

Q.黒糖焼酎を頼む人はどれ位いますか?
A.正直、全体の2、3%以下。
なぜ頼む人が少ないと思いますか

AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

Q.なぜ頼む人が少ないと思いますか?
A.やっぱり認知度の低さ。

お客さんの声。

客の声

AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

女性客の声

AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

  • 芋焼酎は店に結構あるけど、黒糖焼酎はみない。
  • 焼酎のイメージがおじさん。自ら好んで飲もうと思わない。(女性客)

 

続いてのお店は、積極的に黒糖焼酎をお薦めしている「ねりやかなや代々木

店長の新田夢大さん。

リピート率は80-90%

AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

1回黒糖焼酎を飲んでもらったら、リピート率は80〜90%
(おいしいから)じゃあ次ほかのも飲んでみようかなってなる。
だから飲んでもらうまでの入り口が狭いが、飲んでもらえればすごく強い。
今回の取材で分かったこと

AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

今回の取材で分かったこと
・黒糖焼酎自体の認知度が低いので選ばれない
・若い女性にとって焼酎はおじさんのイメージがあるため好んで選ばないという声も
・実際に飲んだ方のリピート率は高い
西野亮廣
女性からしたら、焼酎には”おじさん”のイメージあるし、入り口が狭いのは確か。
西村博之
だから、焼酎って言わずにサワーで売るのは正解!この取材ビデオの前にだいたい分かってたし、その解決策は言っているので、申し訳ないけどこの取材ビデオはいらない(笑)

この取材ビデオはいらないと言い切っちゃうあたりさすがです!(笑)

日本一のレモンサワーのレシピを作る

西村博之
日本一のレモンサワーのレシピを作るのはどうか。使う焼酎は決まったけど、レモンはまだだと言って、レモン産地(宮崎など)が使ってと言ってきたら、それを合わせて日本一のレモンサワーを作る。通販でそのレモンサワーセットを販売する。西野さんがその通販サイトを作って、手数料をもらう(笑)
西野亮廣
でも、たしかに「日本一のレモンサワーのレシピ」があったら検索は絶対にする。
西村博之
しかも、原価が安いから、気軽に試せる価格でそろう。で、実際に作ったら、ほんとに居酒屋で飲むより美味しい。

西野オンラインサロンのメンバーで日本一のレモンサワーを作る

西野亮廣エンタメ研究所

西野亮廣が運営する会員制コミュニケーションサロン。
会員数は11,000人を超え日本最大規模を誇る。

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

西野亮廣
サロンで「日本一のレモンサワーをつくろう」という企画はやりたい。
西村博之
他のフルーツでもできる。農家にとっても傷んで商品価値のない果物をジュースで販売できるのでメリットがある。 フルーツだから、ヘルシー志向で「お酒飲んでるのに健康になる」みたいな。まぁ、健康になるってのはウソなんだけど(笑)
弥生焼酎
サロンでやりましょ。だって、1万人のテストマーケティングですもんね。
西村博之
それがあるから、この番組のオファー来てるんでしょ?そんなおもろいこと言ってないし(笑) 西野さんが重要なんじゃなくて、サロンが重要なんですよ(笑)
西野亮廣
そんなこと言うな。もう酔いつぶれて寝てくれ(笑)
西野亮廣
「日本一のレモンサワー」は勝ち目ある気がする。レモンサワーを入り口にして、”まんこい”に目を向けてもらう。
西村博之
”まんこい”は年間にどれくらいまで製造できる?
弥生焼酎
2倍から3倍にはできる。
西村博之
じゃあ、逆に3倍以上の発注がきた時に、サロンメンバーしか買えないようにしたら、サロンメンバーに人が増える訳だ。
西村博之
一般客をいれた試飲会もやって、他の酎醸造所さんも出店させれば、他の酎醸造所さんもメンツが立つね。
西野亮廣
僕、サロンであれば協力できるんで、やりましょうよ。「日本一のレモンサワー」を作るっていう企画を立ち上げて、その試飲会する。200人くらいでやって、そしたら参加者は自分たちで作ったものだから当然買う。それを日程決めてやりましょ。マネージャー今日いるんで、もう具体的に決めましょう。それも番組に撮ってもらって。
西村博之
この流れだったら、300人は来ますよ。ちゃんと告知したら1000人は来ますよ。

まとめ

今回の「株式会社ニシノコンサル」は、ひろゆきさんが終始、西野さんをいじり倒していました(笑)

でも、ひろゆきさんが相談の解決方法を西野さんのビジネスに”執拗に”繋げようとしてくれたおかげで、結果的に「弥生焼酎醸造所」は西野さんのオンラインサロンを使って、「日本一のレモンサワーをつくろう」という企画を打てることになったので良かったと思います。

すぐに「やりましょう」と言って行動に移す、西野さんの行動力と懐の深さも感じました。

もしかしたら、ここまでも、ひろゆきさんの計算だったのかもしれません。

ひろゆきさんの「原材料の産地を1つにして価値をつけ限定商法を行う」というアイデアは、個人的には良いなと感じました。

現在、僕は沖縄在住なので、いろいろな黒糖を食べる機会があるのですが、同じ黒糖といっても島によって、味は千差万別です。結構、味の好みが分かれるので、その黒糖を限定して作った黒糖焼酎は飲んでみたいと思いました。ただ、実際に焼酎を作っているのは奄美大島なので、黒糖生産地の沖縄の島ブランドを利用するのが難しかったり、課題として、仕込みの時期や状況により使う黒糖が選べないということも言われていたので、実現するのは難しいのかもしれません。

酔っぱらいの戯言などと言いますが、ひろゆきさんの発言は戯言にしておくにはもったいないです。

ふざけてるのか本気なのか分からない発言のなかにも光る視点がある、それが西村博之さんの不思議な魅力だと思います。

ウソをウソだと見抜ける人でないと難しい」という格言を残した、ひろゆきさんだから、あえて、正面からの発言は避けているのかもしれませんね。