【SHOWROOM代表】前田裕二の発想力が別次元!【ニシノコンサル#7】

ニシノコンサル株式会社

どうも、やまちゃんこ鍋@yamachan_konabe)です。

今回は、AbemeTVで放送している番組「株式会社ニシノコンサル」を視聴して、前田さんの発想力に驚愕したので記事を書きました。

いま話題のSHOWROOM代表・前田裕二の凄さがわかる記事になっているので、ぜひ読んでいってください。

追記

この記事を作成してTwitterに投稿したところ、SHOWROOM代表・前田裕二さん本人から、「完璧なまとめ…!ありがとうございます!」と嬉しいお言葉をいただきました。証拠画像(笑)

前田さんのコメント

超絶、嬉しい。どんだけ前田さん素敵な人なんだ…。何回転生したら前田さんみたいになれるんやろか…。

前田さんにも完璧とお墨付きをいただいたので、安心して記事をご覧になっていってください。

「株式会社ニシノコンサル」とはどんな番組?

『株式会社ニシノコンサル』は、インターネットテレビ局AbemaTVのAbemaSPECIALチャンネルで2018年8月17日 から配信するトークバラエティ番組。副題は「その悩み、この男が解決します。」

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣、SHOWROOM株式会社代表取締役社長・前田裕二の2人をホストに、毎週ビジネスに悩めるゲストを招き、さまざまな打開アイディアを出し合いコンサルティングしていくトーク番組。AbemaGOLDEN 9枠。番組サイドでは「ビジネスリアリティ番組」と位置づけている。

出典:Wikipedia

毎回、クライアントと呼ばれるゲストがやって来て、キングコングの西野さんとSHOWROOM代表の前田さんにビジネスの相談をする番組です。

西野さんと前田さんを知らない方もいると思いますので、お二人の説明も軽くします。

西野亮廣

出典:sirabee.com

西野 亮廣(1980年7月3日)は、日本の絵本作家、お笑いタレント。お笑い芸人としては本名の西野 亮廣(にしの あきひろ)名義で、漫才コンビキングコングのツッコミとネタ作りを担当。相方は梶原雄太。絵本作家としてのペンネームはにしの あきひろ。兵庫県川西市出身。吉本興業所属。

出典:Wikipedia

画像は漫才コンビのキングコングで、左側の方が西野さんです。

西野さんは、嫌われ芸人としても有名で、炎上してちょくちょく世間をザワつかせています(笑)

例えば、西野さんがハロウィン後の渋谷ゴミ拾いを企画した時には、その邪魔をするためにネット民が企画前にゴミを拾いまくるといった事件もありました。

芸人でありながらも「えんとつ町のプペル」といった絵本を書いたり、その絵本を無料で公開したりと、常識に捕らわれない斬新な発想を持っている方なのですが、世間からはどうも「鼻につく」と思われているような感じです。

前田裕二

前田裕二

出典:news-hunter.net

前田 裕二(まえだ ゆうじ、1987年6月23日)は、日本の実業家。SHOWROOM株式会社代表取締役社長。東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業。

2018年5月9日発売の『週刊文春』5月17日号で女優の石原さとみとの沖縄離島リゾート旅行が報じられ熱愛が発覚した。

出典:Wikipedia

注目すべきは、”石原さとみとの熱愛発覚”です(笑)

僕はこのスクープで、前田さんのことをはじめて知りました。そのため、いけすかない人だなぁと思っていました(完全なる妬み)

でも、前田さんをよく知れば知るほど、魅力的な方だと思うようになりました。

強いハングリー精神を持っており、凄い努力もされている方なのですが、それを微塵も感じさせない柔和な雰囲気がなんともいえない魅力です。

そりゃあ、石原さとみも好きになるわ!って感じです。

今回のゲスト相談者

今回、ゲストとして「株式会社ニシノコンサル」に相談にやってきたのは「日比谷花壇」の方々でした。

日比谷花壇の方

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

広報部の中山直幸さんと、販売企画部副部長の内山幹也さん。

日比谷花壇について

日比谷花壇について

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

社員数1500人・総店舗数全国200店。明治5年創業の老舗フラワーショップ。

店頭販売の他に、ウェディングやオフィス緑化など幅広いフラワーサービスを展開。

日比谷公園の中心で妻に愛を叫ぶ(日比谷花壇と日本愛妻家協会の共催)」という夫が妻に花を贈り、愛を伝えるイベントは、昨年で10年目の名物イベントになっている。様々なメディアで取り上げられ、海外メディアからも注目された。

日比谷花壇のプレゼン内容

番組ではまず、日比谷花壇と花業界の説明のために相談者の方からプレゼンがありました。

花業界のマーケット

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

  • 花業界の小売店の販売額は、1999年以降ダウントレンド。
  • 1999年がピークとなっているのは、それ以降にショピングセンターなどが花を取扱いはじめたことが原因。
  • 価格が低価格化したことで、販売額が落ちている。
  • 2012年から2014年の上昇理由については、2011年に震災があったので、そこでガクンと落ち込んで、そこからの持ち直し。
  • 花を購入した人の用途は、男女ともに「プレゼント用」「自宅用」が多数。
日比谷花壇のサービス

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

  • 日比谷花壇では、ギフト需要に対し、年間を通じて、男性、女性、子ども、親子などターゲットに合わせてプロモーションを実施。
  • 日常的にお花を楽しんで頂くため、お得で便利なサービスを展開。
  • 5days日持ち保証は、悪くなってしまった切り花を交換できるサービス。2017年から開始。
  •  インスタグラムも活用している。
  • 垣根を下げて、花をもっと楽しんでもらいたいと考えている。
花の購入経験の有無(女性)

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

花の購入経験の有無(男性)

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

花の購入経験の有無
【女性】:購入したことがある:52.8%, ない:57.10%
【男性】:購入したことがある:34.5%, ない:70.30%
男性の花贈りのサポート

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

  • 男性が花を贈るきっかけづくりをやってる。その1つが「日比谷公園の中心で妻に愛を叫ぶ」というイベント。
愛妻の日売上

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

  • イベントはメディアに取り上げて頂いて広報としては成功しているが、実際に店頭で花を購入していただくというところまでは繋がっていない。

 

日比谷花壇の問題・相談内容

日比谷花壇-問題点

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

日比谷花壇の相談

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

日本の男性が日常的に”花を贈る文化”を作りたい。

そのためにはどうしたらよいか?

トーク内容

前田裕二

目標を達成するには、日常の生活導線に日比谷花壇がなければダメ。
僕はない。コンビニ、カフェはあるが花屋さんはない。
花屋さんは日常での接点が少ない…。

西野亮廣

花はもらった際の扱い方(水やりや花瓶など)に困る。もらう側のコストを下げなければならない。
タスクを渡された感じになる。そのへんをフォローすると、プレゼントする側もしやすくなるのでは。

西野亮廣

地方の講演会で花をもらった際には、両手塞がるし、移動中ずっと花を抱える必要が生まれる。

前田裕二

ボタンを押すと小さくなればよいのに(笑)
こんな風に考えるのは僕たちが男性だから?女性は違う?

松本有紗

私も花をもらった後に、どこかに行くとなった際には扱いに困る。

男性から花を贈られて嬉しいか?

男性から花を贈られて嬉しいか?

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

嬉しい79%、嬉しくない15%、その他6%

嬉しくない理由

年をとると実用性を求めてしまう(40代)
男性は花を贈ればいいと思っている(40代)

西野亮廣

プレゼントした花を買い取ってもらえると嬉しいのでは?
そこまでケアしてくれたら貰う側は、メリットしかなくなる。
そういうサービスは既にあると思う。でも、日比谷花壇が買い取ってくれるとさらに便利。
花束もらう嬉しさのピークというのは「もらった瞬間」だと思うので、
売却をネガティブに捉えるのではなく、捨てられない分、売れる(他の人の手に渡る)ことは良い。
ルール的には可能か?

日比谷花壇

買い取り自体はルール的には可能。ただ、見た目で鮮度は分かる。

実際に存在する花の買い取りサービス

実際に検索したらネット上にでてきた花の買い取りサービス。

胡蝶蘭の回収、レンタルサービス

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

日比谷花壇

胡蝶蘭は器が大きいので、枯れてしまった際も処分に困る花である。
日比谷花壇でも、常連のお客様に対しては回収に行ったりしている。

日比谷花壇

日受け取る側のストレスを軽減するサービスとして、保水用ジェルが備え付けされているミニブーケの販売もしている。

保水用ジェルが備え付けされているミニブーケ

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

花をデジタル上のソーシャルギフトとして扱う

前田裕二

花束を贈るという行為は、物理的な意味だけでなく”気持ち”を贈っているという意味がある
だから、デジタル化で成り立つ。デジタルなのでストレスはない。

前田裕二

SHOWROOMのサービス上で、ソーシャルギフトの販売がされている。値段は50円、100円とか。
そこに3000円とかの花を入れて、贈られた相手の本当の家に届くなどがあっても良いかも。

デジタルで手軽に贈れるが、現実の花が家に届いて嬉しい!といった、デジタルとアナログの掛け合わせを行う。
日比谷花壇さんには、配送体制が既にあるし、花を受け取る側にとっても、家に届くのであれば受け取るコストも低い。

前田裕二

花屋に行くという行為を日常の導線にのせるのは大変。でも、アプリの中というのは”日常”だから、その導線にのせることはできる。

顧客の大切な人の情報を管理して、花を贈るべきタイミングで通知するサービス

前田裕二

大切な人の情報を管理してくれて、花を贈るべきタイミングで通知してくれる月額制サービスがあったら使いたい。
好みとかも把握してくれて、贈るべき花も選定してくれたりしたら助かる。

月額制だと花を贈ることが習慣化するので良い。みんな花を贈りたくないわけではないはず、贈って感謝されたいが、そこまでの煩雑さが大きすぎる。
顧客を越えて、顧客の大切な人にフォーカスする。

西野亮廣

住所などの個人情報の問題はクリアできる?

日比谷花壇

現状でも送り先の住所はいただいている。個人情報保護を会社としても取っている。

日比谷花壇

電話での年間登録サービスは存在する。担当者がお客に、良きタイミングで花を贈るかどうか電話連絡するもの。

西野亮廣

電話はしんどい。断りにくさもある。Yes、Noで選択できるアプリが良い。

前田裕二

新しい文化を作るのは大変だから、違うフックで流通量増やして行く方が、結果として文化の醸成につながる。

前田裕二

ポイントはルーティン。誕生日などの毎年起こる需要を、お店として拾う。

大切な人を何人アプリで登録できるかということもポイントになるかも。無限にできるのか、それとも10人しか選べないのか。
空いてるマスを埋めろと言われてたら、そのマスを埋めるために脳が働くように、人間は限定されている方が思い浮かぶ。
無限だと考えつかないみたいな。
自分の大切な10人は誰だろ?ゲームをまずやらせるのは良いかも。

前田裕二

あと、課金でその10人の枠が増えると嬉しい。

西野亮廣

その有限の枠に選ばれたら嬉しいね。

「誕生日に花を贈るシステム」を構築していく作業進行中

誕生日の花(仮)

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

誕生日の花(仮)-内容

出典:AbemaTV「株式会社ニシノコンサル」

実際に収録後に、西野さんのオンライサロンメンバーでシステムを構築する作業が進行しているみたいです。行動力がすごい!リリースされるのが楽しみです。

まとめ

西野さんもすごいですが、前田さんの柔軟な発想力にはこの回を視聴して本当に驚きました。

まず、「日常の生活導線上に花屋が存在しない」という問題を実体験から掲げて、それを解決するためには何ができるかということを自由な発想でだしています。

個人的には「花をデジタル上のソーシャルギフトとして扱う」というデジタルとアナログの融合案は、考えつきもしなかったので、あぁ、そんな手もあるか〜と感心しました。

確かに、それだと購入する層は確実にいるだろうし、いつもの花を購入する層とは違った、新規顧客の開拓に繋がりそうな気がします。

SHOWROOMというサービスを自身で展開しているからこそ思いつけるアイデアですね。

今後もしばらくは、前田裕二さんの活躍から目が離せそうにありません。