どうも、やまちゃんこ鍋(@yamachan_konabe)です。
今回は、高校生が悩む「文理選択」について、僕の意見を書きたいと思います。
僕が実際に経験して感じた理系を選ぶメリットを書きましたので、ぜひ最後まで読んで行ってください。
目次
文理選択とは?
高校1年生から2年生にあがる際に、文系の学問を中心に学ぶか理系の学問を中心に学ぶかを選択するものです。
文系を選択すると、国語、社会を中心に学ぶことになります。
理系を選択すると、数学、理科を中心に学ぶことになります。
英語はどちらを選択しても学びます。
理系を選択した方が良い理由
僕が理系を選択した方が良いと思う理由は、下記の3つです。
- 文系科目は個人で学習すればよいような科目ばかり
- 大学受験において文転するのは簡単だが、逆は難しい
- 大学の理系学部は就職しやすい
それぞれの理由について詳しく説明していきます。
文系科目は個人で学習すればよいような科目ばかり
これは僕の偏見による意見かもしれませんが、文系の学問の内容って、わざわざ学校で授業として習うような科目ではないと思います。
文系科目は受験において、知識量を問うような問題が多く出題されるため「暗記」が重要です。であれば個人で黙々と勉強した方が効率が良いのではないでしょうか?
それに対して理系科目は発想や解放テクニックが重要なので、それらを学ぶために授業を活用するということは有効だと思います。
まぁ、現在は「スタディサプリ」などのオンライン学習環境が整っているので、文系、理系問わず個人で学習することは可能です。
しかし、それを言ってしまうと学校の存在意義とは?といった別の問題になってしまいますので、ここでは置いておきます…。
単純に教養といった側面で考えても、国語や地歴公民なんて、本を読めば済む話です。教科書で与えられた、課題文章を読むより、自分の興味のある分野の本を読む方がよっぽどタメになるはずです。
それに基礎教養としての一定の学習は文理選択以前に終わっているはずなので、文系選択をしてわざわざ国語や地歴公民のウェイトを上げる必要は全くありません。
大学受験において文転するのは簡単だが、逆は難しい
文転とは「理系から文系へのコース変更」のことを言います。逆に「文系から理系へのコース変更」は理転といいます。
文転:理系から文系へのコース変更
理転:文系から理系へのコース変更
一般的に理転は難易度が高く、文転は難易度が低いと言われています。
これは先ほども言ったように文系科目は「暗記」を中心とした問題が多いため効率よく暗記さえできれば、なんとかなるということが理由でしょう。
心変わりによって行きたい大学の学部が変わった時などの、リスクヘッジを考えても最初の文理選択時点では、理系を選択しておくのが良いです。
大学の理系の学部は就職しやすい
ここまでは大学入学以前の話をしてきましたが、ここからは大学入学後の理系のメリットです。
いきなり結論ですが、大学の理系学部は文系学部に比べて就職しやすいです。
大学生には推薦による就職という手段があります。これは大学側が企業に学生を推薦することで就職先を斡旋するものです。推薦で就職可能な企業というのは、その大学とコネクションがある企業になるのでどんな企業でも推薦就職できるという訳ではありませんが、この手段を用いれば推薦先の企業にほぼ就職可能と言われています。
100%ではなく面接等で落ちる可能性もありますが、一般的な就職活動に比べて格段に合格率はあがります。また、推薦先企業も大学と共同研究などでコネクションを作れるような企業に限定されていますので、ある程度名の知れた有名企業になるので、こんな美味しい手段を利用しない手はありません。
ただし、推薦枠というのは大学の各学部・学科が別個で持っていて、そこに所属している学部・学科の生徒を推薦するという形になっています。
例えば、
工学部電気電子学科から、電力会社への推薦はできる。
文学部哲学科から、電力会社への推薦はできない。
といった具合です。
この推薦枠は、企業で活かせる知識・技術を学べる学部・学科ほど多くなっています。
工学部のような技術を学べる学部ほど多く、文学部のようなところでは全く推薦枠がありません。
あくまで、僕の知りうる範囲での話です。有名大の文系学部の推薦枠の実情はわかりません
また、一般的な就職活動においても、電気電子学科の生徒が電力会社の技術職、事務職を受けることはできますが、哲学科の生徒が電力会社の技術職を受けることはできません。
まぁ、入社後に技術職の知識を身につけさせるのはハードルが高いので当たりまえですよね。
このように就職口の間口の広さを考えると理系の生徒は推薦もあって、就職可能な職種も広いため有利なため就職しやしすいと言えます。
ちなみに偏差値別な就職のしやすさで考える僕のオススメ理系学部は下記のようになります。
自身の偏差値が高い場合→医学部、薬学部、歯学部
自身の偏差値が低い場合→工学部
あまりオススメできない学部→理学部、農学部
文系を選択しても良い人
ここまで理系を選択するメリットを話してきましたが、文系を選択しても良い人もいます。
それは下記のような人になります。
将来つきたい職業が明確に決まっている人
大学は関東の有名私大に進学する予定の人
進学する予定がない人
学生生活は女の子と楽しむと心に決めている人
将来つきたい職業が明確に決まっている人
将来つきたい職業が文系の職種で確定している人は、理系を選ぶ必要はありません。
例えば、弁護士や哲学者になりたいと思っているのに理系を選択するのは非効率ですからね。
ただ、それが曖昧な目標であれば心変わりする可能性がありますので、理系を選んだ方が良いと思います。
大学は関東の有名大に進学する予定の人
そのような人は一般的な就職活動でも有利に戦えるため文系学部に進学しても問題ないでしょう。
また、関東の有名私大だと受験教科も3教科程度で受けれるところもあるため、特に理系にこだわる必要はないかもしれません。
ただ、間違っても地方の無名大学の文系学部には行ってはいけません。就職活動で苦労することになりますよ。
進学する予定がない人
進学する予定がない人も、理系・文系にこだわる必要はありません。好きな方を選択したら良いと思います。
ここまで大学への入学のしやすさと就職のしやすさという観点で、理系選択をオススメしてきました。
でも、そのレールで生きる必要がない人はそんなこと考えなくていいです。
プログラミング、アフィリエイトの才能がある、歌やダンスが異様に上手など、周囲と比べて明らかに価値のある才能を既に持っている方は大学なんか行く必要はありません。
むしろ一刻も早く、その能力を活かして社会に貢献した方が稼げるし学ぶことは多いと思います。
僕が理系選択をオススメしているのは、現時点で価値のある能力を何も持っていない人に対してです。
学生生活は女の子と楽しむと心に決めている人
大学進学、就職なんてどうでもいい。スクールライフは、女の子と楽しみたいと考えている人も文系を選択しましょう。理系と文系では女子の人数が雲泥の差です。男子校みたいな生活はしたくない方は、文系で女の子と戯れた方が有意義でしょう。
元から男子校の方は、あきらめましょう(笑)
メリット多い理系でも選択しておいてください。
僕は学生時代にどうやって選択したのか?
じゃあ、実際に僕がどうやって学生時代に文理選択をしたのかというと、上記のようなメリット・デメリットは一切考慮していませんでした(笑)
ただ、単純にその時になりたかった職業が「建築士」だったので理系を選択しました。
たまたま理系を選択して、理系の方がメリット多いなと感じたのでラッキーでしたね。
この記事は、そんな僕のような文理選択のメリット・デメリットを考慮していない学生に向けて書いています。
おわりに
僕は自身が理系を選択したため、理系びいきの記事になっているかもしれません。でも、実際に理系の方がメリットが多いと思っています。
もし文系の方がメリットがあると考えている方がいましたら、ぜひお話しを聞かせてください。